競技車両やレース距離などGP2の特徴
競技車両やレース距離などGP2の特徴
GP2は、フォーミュラカーレースのトップカテゴリーであるF1の下部カテゴリーであり、国際自動車連盟が統括するF3000と同等とされ、F1のヨーロッパラウンドのサポートイベントとして開催されています。
その為、F1へのステップアップカテゴリーとして注目されていたが、現在ではフォーミュラー・ルノー3.5からのステップアップドライバーも出て来ています。
GP2は、グランドエフェクト構造のシャーシに最高出力650馬力を絞り出す4リッターV型エンジンを搭載した車両に、F1と同様のパドルシフトやF1と同一のタイヤメーカー、ドラッグリダクションシステムなど非常にF1に近い構造となっています。
レース距離は、305㎞を基準とする周回数のF1に比べて半分前後と短く設定されていますが、基本的に土曜日と日曜日に1レースずつ行われています。
加えて、F1よりイコールコンディションの車両を荒削りのドライバーがドライブする為に、テールトゥノーズや接触が多くエキサイティングです。
又、2015年シーズンの17歳のF1デビュー問題を契機にF1のスーパーライセンスの発給制度にポイントシステムが導入された事もあり、フォーミュラー・ルノー3.5よりも上位カテゴリーと位置付けられ注目を集めています。